報連相
新卒研修なら当然の事、アルバイトスタッフでも知っている、働く上での超基本テクニックです。
ではこの超基本テクニックである『報連相』正しく使えていますか?
正しく使ってるつもりが先輩上司から
で、何が言いたいの?
これを言われた新卒はクリティカルヒットです。
若手社員は特に報連相で苦しんだ経験は誰にでもあるのではないでしょうか?
報連相を劇的に向上させるコツはたった1つです。
先輩の皆さんも、振り返りの意味で是非ご一読ください。
- 報連相が上手くできない
- 何を伝えればいいか整理がつかない
- 「何が言いたいの?」と詰められたくない
報連相のたった1つのコツ
やベー!
電車が人身事故で遅刻しそう!
朝のミーティング間に合わない!
こんな時あなたはどう上司に伝えますか?
電車が人身事故にあってミーティング遅刻します!
うん、気を付けてね
で、私は何をすれば良いの?
こんな意地悪な返しをする上司は少ないと思いますが、上記のようなただの報告をした場合、そう言われてもおかしくありません。
では、どのように伝えればいいのか。
何を意識すればいいのか。
報連相のたった1つのコツは以下の通りです。
報告:過去の事象
連絡:現在の事象
相談:未来の事象
『報告』とは過去に起きた出来事を伝えることです。
『連絡』はその出来事を受けて、現在どんな状況かを説明します。
そして現状を踏まえて、自分はどう立ち回るべきかを『相談』します。
時系列を意識するだけで報連相の質は劇的に向上し、報連相を受けた側も指示がスムーズになります。
先ほどの例を改善するなら、以下の通りです。
電車で人身事故が起きました。(報告)
出勤が1時間ほど遅れる見込みです。(連絡)
ですので今朝のミーティングは欠席として
資料は後ほど共有してください。(相談)
わかりました。
到着したら教えてください。
これだけで伝えられる側の上司はどれだけ楽か分かりますね。
『相談』は現状を踏まえての、自分の行動内容の『提案』に等しいです。
この『提案』が自分からできる社会人は少ないように感じます。
周りが出来ないことが出来れば、
まとめ
- 報告:過去の事象
- 連絡:現在の事象
- 相談:未来の事象
いかがだったでしょうか。
報連相のポイントは誰もが出来ていない忘れがちな『相談』にあります。
『相談』=『提案』と言いましたが、その提案が間違っていてもかまいません。
それをジャッジするのは上司になります。
間違っていれば、別の行動指標を示してくれます。
相談(提案)を意識的に繰り返せば、
あなたも上司の立場で考えれば、主体性のあるメンバーが重宝されることは一目瞭然でしょう。