皆さんはどのような時にメモを取りますか?
- バイトや仕事を始めた時
- 会議で議事録を必要とする時
- 電話で相手の話した内容を忘れない時
様々なシチュエーションでメモを取るタイミングが発生します。
しかし今回紹介する本は普段仕事の補助機能でしかないメモの取り方ではなく人生勧さえ変え得るメモの取り方です。
- 新しい業務を始めた
- 抽象化思考を身に付けたい
- 自分軸をしっかり持ちたい
人生を変えるメモの取り方
誰もが気になる人生を変える前田式メモが↑の通りです。
1つ1つ紹介していきます。
1.ファクト
普段取るようなメモを左ページに記載します。
見聞きしたもの、自分が思った事を書く、今まで通りのメモと捉えて結構です。
2.抽象化
!ここが一番難しく重要なポイントです!
ファクトの要素を別の視点から表現します。
特に重要なHow型とWhy型を紹介します。
・How型:どんな特徴のファクトか
・Why型:なぜそのファクトが発生したのか
3.転用
抽象化まで出来れば、あとは別の事象に転用するだけです。
複数の言い換えが出来る抽象化した表現に対して最初のファクトとは別の事象に言い換えるだけです。
↓当然説明だけでは分りづらいので例を出します↓
メモの本質
前田さんは母親の死、バンドメンバーの死を経験し深い絶望に陥りながらも、現在はSHOWROOM社長として活躍されています。
どのようにして人生を好転させたか。
それはズバリ
徹底的な自己分析です。
それにより自分の現在の立ち位置や考え方、将来に対する展望や理想像を明確化させました。
本書の自己分析項目を一部抜粋します。
- 現在の自分の軸は?
- 将来の夢は?
- あなたの信念は?
性格、経験、身近な人間関係、趣味嗜好まで、その数1000問あります!
1日10問やれば100日後には別人に生まれ変わります。
まずは抜粋した3問を前田式メモで取り組んでみてください。
自分の意外な一面や新たな発見が見つかります。
何より抽象化思考はビジネススキルでは必須スキルのため良いトレーニングになります。
まとめ
普段取るようなメモを左ページに記載する
ファクトの要素を別の視点から表現する
- How型:どんな特徴のファクトか
- Why型:なぜそのファクトが発生したのか
複数の言い換えが出来る抽象化した表現に対して最初のファクトとは別の事象に言い換える
自分の現在の立ち位置や考え方、将来に対する展望や理想像を明確化する
この本の本質は人生を成功させるメモ術紹介ではなく、抽象化思考と自己分析の重要性を説く本です。
ちなみにメモ術の紹介も0ではありません。
自分が使えそうだと思ったのが1つ。
相手が何か説明しだした時、「メモとって良いですか?」と言ってメモを取り出すことです。
相手に聞いてる姿勢を見せつつ、しっかりメモを取れる一石二鳥のテクニックです。