この2つの部屋の写真を見てください。
どちらの部屋がキレイと思いますか?
十中八九、2枚目の写真を選ぶでしょう。
ちなみにこの部屋、どちらも私が一人暮らしで住んでいた部屋です。
1枚目は新卒から4年程度。
2枚目はそれから次の部屋です。
初めての一人暮らしは舞い上がって色んな物を買って、結果的に部屋が散かりました。
しかし次の引っ越しを機に部屋のレイアウトをガチった結果、念願のキレイでオシャレな部屋を手に入れました。
今回はその時のテクニックを使った部屋をオシャレにする方法を7つご紹介します!
一人暮らしの人も、実家暮らしの人も、同棲中の人も、子供がいる人も、全ての部屋・間取りに共通する本質的で根本的なテクニックです。
- 部屋がいつも汚い
- モデルルームとは程遠い
- 部屋をオシャレにしたい
物を徹底的に捨てる
部屋作りの第一歩は『何を置くか』ではなく、『何を捨てるか』です。
- テレビ
- デスク
- ゲーミングチェア
- 座椅子
- 棚
これら大きい家具家電は必要になれば買い替えるつもりで、思い切って捨ててみてください。
空間だけでなく、時間も捻出されます。
- 1年以上着てないコートやジャケット
- 2軍以下のTシャツ、パンツ、靴
- アイロン掛けが必要なシャツ
半袖、長袖、パンツ、ジャケット、コート、靴は3セットずつあれば問題なく着回せます。
出勤や外出が多い人であれば多くても5セットです。
- 炊飯器
- タコ焼き機、ミキサー、ホットプレート
- 文房具
- 大事だと思って取っておいた書類
- クッション
- その時欲しいと思って買った物
日常的に使用しない物や思い入れが無くなった物は積極的に捨てましょう。
生活必需品だけで囲まれた生活であれば、起床・仕事・帰宅・食事・就寝までがルーティン化され時間に余裕が生まれます。
収納を8割に制限する
クローゼット、浴室収納、キッチン収納、シューズボックス。
これらが代表的な収納でしょう。
これらの収納をギチギチに詰め込まないでください。
収納を8割にセーブしましょう。
余った2割無駄じゃん
そうではありません。
- クローゼット
収納一杯に詰めると、服同士が潰し合いシワの原因になります。
先にも述べましたが、2軍以下の服は捨てましょう。
- 浴室収納
洗剤、シャンプー、化粧品をストックしているでしょう。
ここも収納が一杯だと何がどれくらいストックがあるか、管理が難しいです。
買い過ぎ、買い忘れを防ぐため、見やすく管理・収納しましょう。
まずはホテルでパクったアメニティを捨てましょう。
- キッチン収納
料理自慢でない限り調理器具はすべて買い揃えなくても大丈夫です。
一人暮らしの部屋であれば特にキッチン収納は狭いです。
調理器具を少なくすることで、料理の幅が厳選され、選択に迷うことが少なくなります。
調味料も『さしすせそ』があれば大抵のものは作れます。
- シューズボックス
スニーカー、革靴、パンプス、ヒール、サンダル、、、
靴にも色んな種類がありますが、仕事用、遊び用、ちょっと外出用の3種類に大別されます。
仕事用×2、遊び用×2、ちょっと外出用×1、+シーズン用(サンダル、ブーツ)×1で十分です。
あなたの足は何本あるんですか?
何でもあれば良い、という訳ではありません。
管理や判断の観点から、持つだけで自分を苦しめないでください。
見せる収納はしない
インテリアショップで展示されてる見せる収納。
素敵ですよね。
しかしそれを自分の部屋に持ち帰らないでください。
見せる収納は『飾る』だけで『収納』の機能はありません。
オシャレな部屋とは、生活感がないことです。
生活感がないとは、日用品が目に見えないということです。
つまり見せる収納を使えば、日用品が目についてしまいます。
見せる収納は超上級者向けのアイテムです。
おとなしく蓋付きの収納ボックスを買いましょう。
ですが理想は部屋に常設されている収納スペースで足りる荷物量が望ましいです。
派手な色を使わない
物を捨てて、収納は8割に抑えて、見せる収納を買わなければ、あなたの部屋のオシャレ度は50%程度完成してます。
これからはもう一歩踏み込んだテクニックです。
カーテン、ソファー、ベットのシーツで派手な色を使わないでください。
これらは特に面積が大きいので、奇抜な色や柄を入れると部屋が崩壊します。
以下のようなくすみカラーを選べば、外れはありません。
家具の色を統一する
ここで質問ですが、あなたの家のフローリングは何色ですか?
大抵の家はホワイトウォールの明るい色、ナチュラルな中間色、ウォールナットの暗い色のはずです。
フローリングの色であなたの家の家具の色が決定します。
ホワイト系なら明るい色の家具を、ダーク系なら暗い色の家具を選べば問題ありません。
ナチュラル系であれば基本どちらでも大丈夫です。
前述で派手な色を使うなと言いましたが、部屋で最も面積が大きい部分はフローリングです。
そのフローリングを起点に全体の家具の色を統一しましょう。
間接照明を使う
ここまで出来れば、あなたの部屋は8,9割完成しています。
後は仕上げです。
間接照明を置きましょう。
物を捨てた部屋なら、間接照明の置き場はあるでしょう。
間接照明は雰囲気を演出するだけではありません。
目の健康や睡眠の質にも関わってきます。
昼光色、昼白色は目や脳を覚醒するための色です。
朝、目覚ましの音より太陽の光の方が目が覚めるのと同じです。
この光を夜にも浴びると、目も脳も休まりません。
18:00以降は間接照明の電球色で部屋を灯しましょう。
部屋の雰囲気を作る為だけでなく、健康と睡眠のためでもあります。
観葉植物を飾る
遂に最後になります。
最後は部屋に観葉植物を飾ることです。
自然や緑は脳の休息に良いとされ、部屋の差し色にも最適です。
インテリアショップの見た目が本物に近いものから、100円ショップで手軽に買えるものもあります。
是非自分好みの観葉植物を飾ってみてください。
まとめ
- 物を徹底的に捨てる
- 収納を8割に制限する
- 見せる収納はしない
- 派手な色を使わない
- 家具の色を統一する
- 間接照明を使う
- 観葉植物を飾る
いかがだったでしょうか。
これらは順番が大事です。
雑多な部屋に間接照明や観葉植物を置いても、散らかった部屋にさらに物が増えて、あまり意味がありません。
物を徹底的に捨てることから始めましょう。
まずは手を出しやすいクローゼットを見直してください。
『片付け』は文字通り、物に片を付けることです。