日々のトラブル対応に追われ、
業務改善やマニュアル作成が後回しになる

品質を上げたいが、工数も納期も足りない

プロジェクトに関わる多くの人が、こうしたQCDSのトレードオフに悩んでいます。
これは管理者だけでなく、現場で働く全ビジネスマンに共通する課題です。

そこで今回は、タスクを棚卸しし、論理的な解決策を導き出せる魔法のような思考法・タスク最適化論をご紹介します。
これは現役コンサルタントが実際に使用する思考法を、私なりにAI活用をプラスした、コンサル思考×AI活用の仕事術です。

これを実践すると…
  • タスクの停滞が解消する
  • 業務のクオリティが上がる
  • 「何かしなきゃいけないけど、何をすればいいか分からない」が解消される

立場を超えて全員が同じモノサシを持つことで、属人化やタスクの停滞を自発的に解消し、チーム全体の動きを圧倒的に楽にする、その革新的な思考法と活用法を徹底解説します。

オススメ対象者
  • 日々のトラブル対応に追われ、改善活動まで手が回らない方
  • 品質向上や業務効率化を任されているリーダー
  • AIを活用して仕事の進め方をレベルアップしたい全ビジネスマン

はじめに

この思考は以下の3ステップの考え方です。

タスク最適化論の3ステップ
  1. 大枠をとらえる:マトリクス分析
  2. 構造化する:ロジックツリー
  3. 比較評価する:プロコン表

①自分の業務の大枠の、緊急じゃないけど重要なタスクを捉える。
②そのタスクの構造を分解して
③何から手を付ければいいか、着手したらどんなことが起きるかを判断する。

という流れです。
具体的に解説していきます。

マトリクス分析

超有名なビジネス本、『7つの習慣』で取り上げられた重要度×緊急度のマトリクス分析を使用します。

  1. 重要度×緊急度のマトリクスに現在のタスクを割り当てる
  2. 重要度:高×緊急度:低に着目する

重要度は高いけど緊急度は低いタスクにフォーカスすることで、対象のタスクを効率良く作業します。

ロジックツリー

ロジカルシンキング系の本を読めば必ず書いてあるロジックツリーを使用します。

  1. マトリクス分析で選んだタスクを主張に置く
    『〇〇のQCDSを上げたい』のフォーマットにする
  2. 以下3つを考える
    スキルアップ:そのタスクを実施するうえで、自身がスキルアップする手段は何か?
    巻き込み:そのタスクを実施するうえで、周囲を巻き込む手段は何か?
    顧客合意:そのタスクを実施するうえで、顧客合意させる手段は何か?

自分、チーム、顧客にどんな影響を与えるかを分析します。

そんな思いつかないよ!

と思う人も多いでしょう。

そんな時こそAIの出番です。

以下のタスクについて、スキルアップ・巻き込み・顧客合意の手段を3つずつ回答して。

重要度は高いけど緊急度が低いタスク:〇〇
タスクの詳細:~~~

スキルアップ:そのタスクを実施するうえで、自身がスキルアップする手段は何か?
巻き込み:そのタスクを実施するうえで、周囲を巻き込む手段は何か?
顧客合意:そのタスクを実施するうえで、顧客合意させる手段は何か?

このように質問すればAIが丁寧に答えてれるはずです。
顧客情報を書かないように注意してください。

プロコン表

プロコン表とはメリットデメリット表です。
ロジックツリーとAIで挙げた手段に対して、実行するべきか否かを判定します。
今回はスキルアップを取り上げます。

【現状】
タスク:〇〇のQCDSを上げたい
観点:スキルアップ(そのタスクを実施するうえで、自身がスキルアップする手段は何か?)
1.~~~
2.~~~
3.~~~

  1. 横軸にAIが挙げた手段を記載する
  2. 縦軸に以下5つを考える
    品質:その手順を行うことで、タスクの品質は上げられるか
    コスト:その手順を行うことで、タスクのコストは下げられるか
    納期:その手順を行うことで、タスクの納期を巻けるか
    スコープ:その手順を行うことで、タスクのスコープは明確になるか
  3. 各項目の評価をする
    ◎:その手段を実施すると、QCDSのいずれかに高い期待が持てる
    ○:その手段を実施すると、QCDSのいずれかにそれなりの期待が持てる
    ×:その手段を実施すると、QCDSのいずれかにマイナスの影響の恐れがある

評価の高いものは手段は優先対応し、評価が低いものは手段として切り捨てましょう。

まとめ

この思考法は、一部の管理者がタスクを監視するためではなく、プロジェクトに関わる全員が仕事を仕組み化し、自律的にハックするために設計されています。

マトリクスによる優先度の共有
ロジックツリーによるアプローチの自動生成
そしてQCDSに基づくプロコン評価。

これらをチームの共通言語にすることで、感情論ではない論理的なボトムアップの提案や、顧客とのスムーズな合意形成が可能になります。
まずは今後回しになっているタスクを一つ考えてみてください。

頭の中の課題感が、チーム全体のプロセス資産へと変わる確実な一歩を、今日から踏み出してみましょう!

ABOUT ME
しいたけお
『自由気ままに』書籍紹介、仕事術など投稿してます。 最近は育児ネタも投稿してます。